
何かに集中したり、不安に襲われたり、過度なプレッシャーを感じることは誰にだって訪れます。そんな時は呼吸法で乗り越えましょう。
人の呼吸が浅くなる時
人の呼吸が浅くなる時ははどんな時でしょう。
何かに集中したり、不安に襲われたり、過度なプレッシャーを感じる時。
またイライラしたり、怒っているとき、ジェラシーで心の炎が燃えている時などにも、呼吸が早く、浅くなっています。
体の中で起こっていること
以下の展開になっています。
自立神経のバランスが極端に乱れる → 血液がぎゅっと収縮する → 脳にも細胞の末梢にも血液がいかない状況になる
その結果、以下の症状が現れます。
・頭が痛くなる
・脳が動かない
・アイデアが浮かばない
・何をやっても時間が掛かり、上手くいかない
・判断が鈍くなる
一言でいえば、まさに「負のスパイラル」へまっしぐら状態です。
そんな時は
「今日は呼吸が浅くなっているかも?」とか「今日はストレスフル状態だな・・」と感じたら、一度ゆっくり深呼吸をするように意識してください。
頭の中で数を数えながら、「1:2の呼吸法」をおこないます。
・ゆっくり頭で数えながら吸う、「1・2・3」
・ゆっくり吐く、「1・2・3・4・5・6」
見つめ直そう
深呼吸をしながら、自分の呼吸が浅くなった原因を静かに見つめ直しましょう。
自分を俯瞰してみることが必要です。
たいていは「呼吸を浅くして、自分の心と体に過度なダメージを与える程のことではなかった」ということに気づかされるでしょう。
普段から呼吸が浅い人へ
自分の呼吸数・脈拍をチェックする習慣がおすすめです。
1分間で呼吸数20、脈拍100を超える場合、かなり呼吸が浅く、交換神経が過剰な状態です。
そんなひとは、毎日3分の「 1 :2」の呼吸法トレーニングを意識すると改善するようです。
どこかで呼吸に息づくしさがある方は、病院の診察を受けた方が良いとのこと。
問題があれば治療し、何もなければ安心です。
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心に余裕を
心の不安が取れると、自律神経も整いやすくなり、呼吸も安定しやすくなります。
ストレスを感じたら、意識して深呼吸をしてみてください。
深呼吸をしながら自分の今の状況を客観的に観察し、心と体のバランスを整えていましょう。
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