
仕事が立て込んでいるとき、仕事でトラブルがあった時、
思わず「はぁ・・」と出てしまうため息。
じつは“ため息”は健康に良いということをご存知でしょうか。
ため息は幸せを呼び込む?!
私もよく仕事でトラブルを抱えた時、無意識に“ため息”をしていました。
無意識なので、自分では気がつきません。
周りから「どうしたの?」と聞かれて、自分がため息をついていたことに「はっ!」と気づかされるものでした。
「ため息をつくと幸せが逃げる」と言われたりします。
しかし“ため息”は、心と体をリセットして、血流をよくし、副交感神経の働きを高めてくれるとても良いもののようです。
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ため息をつくときの状態
ため息をつくときというのは、その前に必ず呼吸が止まっている状態のようです。
何かにとても根を詰めて集中していたり、心配ごとや不安なことを考え込んでいると、人間はどうしても呼吸を止めてしまいがちになります。
すると・・、
自律神経のバランスがくずれる → 血流が悪くなる → 頭が痛くなったり、肩が凝ったりする
呼吸が止まってしまうと、色々な不調和が起きてしまいます。
ため息がもたらす効果
大きなため息や、思いっきり息を吐くことで、心と体が元のバランスに戻そうとします。
つまり“ため息”とは、自律神経をいいバランスで整えるために人間に本能的に備わった素敵な体のコントロール法のようです。
実験をしても、ため息をついたあとの人の末梢には、みるみる血流が戻るのがはっきり分かるようです。
健康とバランスのために
「幸せが遠のいてしまうから・・」なんて言わず、これからは安心して、健康のために存分に“ため息”をしましょう。
むしろ切迫している状況のときは、意識的に“ため息”をついて、心と体のバランスを整えたいものです。
“ため息”は幸せを逃すものではなく、幸せを呼び込んでくれるもののようです。
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