
ヨガでもストレッチでも、
「息を吸うこと」と「息を吐くこと」の呼吸法を大切にします。
下がりがちな副交感神経の働きを高めるための、究極の呼吸法とは?!
究極の呼吸法
とてもシンプルで簡単です。
1、3~4秒くらい、鼻で息を吸う
2、口をすぼめて6~8秒くらい、口からゆっくり吐く
ポイント!
ここでのポイントは、吐くときにできるだけ「ゆっくり長~く!」を意識して吐いてください。
ゆっくり長く息を吐くことで、頸部にある圧受溶体というのが反応し、副交感神経を大変効果的に高めてくれる効果があるようです。
ヨガでも「息を吸うこと」より、「息を吐くこと」に重きを置いています。
副交感神経の効果を高める効果があるからだったのですね。
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日常的に取り入れよう
仕事の合間でも、通勤電車の中でも、いつでも都合の良い時に1日3分間、上記の呼吸法トレーニングをしてみてください。
日々続けることで、浅くなりがちだった呼吸がゆっくり深いものに代わり、自律神経のバランスも見違えるように良くなります。
日常に取り入れてしまい、ルーティンにしてしまうことで、毎日の当たり前な習慣になります。
他の効果も・・
この呼吸法の効果は、自律神経のバランスだけではありません。
実験によると、この呼吸法を1日3分間しただけで、便秘が解消してしまったという驚くようなケースもたくさん出ているのです。
前回ご紹介した三木さんのロングブレスダイエットについて、私の母は「ダイエット」の目的ではなく、「便秘解消」の目的で取り組んでいました。
そして便秘解消効果はしっかりあったようです。
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身構えずに気楽に
呼吸法には腹式呼吸や胸式呼吸、他にも色々あります。
何でも共通して言えることですが、難しく考えずに気楽に取り組むことがポイントです。
ちょっと難しいことをやろうとすると、意識がそちらに取られてしまいますからね・・。
それが心と体の緊張となり、交感神経が上がってしまいます。
交換神経が上がってしまうと、残念ながらせっかくの呼吸法の効果が得られません。
余裕があれば
鼻呼吸と口呼吸では、できれば鼻呼吸がお薦めです。
鼻呼吸のメリット
・粘膜や毛などにより、空気の埃や病原菌をシャットアウトしてくれる
・乾燥した空気に適度な湿度も与えてくる
口呼吸のデメリット
・鼻のようなフィルター作用がない
・口の中が乾燥しやすくなり、唾液の分泌が悪くなる
→ そして、虫歯になりやすくなる、消化が悪くなることがある
始めは1日3分
口呼吸と鼻呼吸のことは、「余裕があれば・・」で意識していただく感じで大丈夫です。
口でも鼻でも良いので、まずは1日3分間、隙間時間にやってみましょう。
1、3~4秒くらい、鼻で息を吸う
2、口をすぼめて6~8秒くらい、口からゆっくり吐く
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