
「水を飲み過ぎるとむくむのが心配」という方がいます。
しかしそれは間違った認識だということをご存知ですか?
腸を整え、自律神経を整えるためには、「できるだけこまめに水を飲む」という習慣が大切です。
水太りとは
水をたくさん飲んだから「太った」や「体がむくむ」₌(水太り)と言われることがあります。
腸の環境が悪いため、その水分がきちんと細胞に吸収されないからむくむ(太る)のです。
むくみとは
「むくみ」は本来なら細胞にいかなければいけない水が、「間質」といわれる細胞と細胞の隙間にたまってしまう状態です。
腸が乱れ、自律神経が乱れると、血管が収縮します。
通常ならば、血管に吸収されて細胞の中に運ばれるまずの水が、細胞にいかず、細胞の隙間₌間質にたまってしまう。そのため、体も顔も全体的にむくみ、はれぼったくなってしまうのです。
これがむくみの一番の原因です。
細胞の状態
むくんでいるとき、細胞は水を上手く排出されず、細胞の中でふくらみます。
このとき細胞自体はどういう状態かというと、潤いを失い、カッサカサの状態になっています。
「むくみ」は水のとりすぎではなく、水の不足が原因です。
むくみを予防するために
むくみ予防には、1日1~2リットルの水をこまめに飲むことが大切です。
人間の体は脱水状態がつづくと、どんどん悪い方向に進みます。
更に体がむくんでいる時は、自立神経のバランスも乱れています。
そのため、疲れやすくなったり、頭がボーっとしてしまう。
むくみがちな人ほど、こまめに水を飲む。(むくんでいる₌水分が足りない)
体の中で循環しはじめたら、むくみも自然に解消されていきます。
気づいたときに「水を一口飲む」という習慣をつけると、腸と自律神経が本当に整ってきます。
朝起きて、いつも顔や目がはれぼったさが気になる方は、こまめな水分摂取、腸の環境や自律神経を整えれば、自分でも驚く程にスッキリすることでしょう。
むくんでいない方も
むくみを感じていない方にも、水の持ち歩きはお薦めです。
「気がついた時に一口飲む」を心掛ければ、腸と自律神経が継続して整います。
これからは夏本番の暑さが待っています。
小まめな水分補給で心身共に健康で乗り切っていきましょう!
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